親子にとってメリット大!サマーキャンプのススメ
みなさん、こんにちは!
学校や幼稚園なども始まり3週間ほどたちました。
秋はイベントも多い季節なので、準備や練習もどんどん進んでいる時期でしょうか。
親にとっても、様々なイベントで子ども達の成長を垣間見られるのはとても
楽しいですよね。
さて今年の夏休み、みなさんはどこか旅行へ行かれましたか?
お子さんが大きくなればなるほど、家族それぞれの予定が合わなくて
どこにも行けなくなるという話も聞きます。
そんな中、最近では少しずつ増えてきているのが『サマーキャンプ』です。
そこで、今回は『サマーキャンプ』についてご紹介したいと思います。
サマーキャンプと聞くと、何となくアメリカの夏休みのイメージがありませんか?
実は近年日本でも、サマーキャンプは様々なところで開催されているのです。
アメリカでは、夏休みも長いことから長期のサマーキャンプが多いようですが、
日本では2泊3日~3泊4日程度のサマーキャンプが多いようです。
また、国際交流の出来るサマーキャンプやプログラミングを学ぶことの出来る
サマーキャンプなど内容も様々です。
今回は、そんな様々なサマーキャンプの中から、筆者がこれは面白そうだなと思った
『こどもたちだけのサマーキャンプin信州』をご紹介します。
『こどもたちだけのサマーキャンプin信州』はその名の通り、
子どもだけで参加する3泊4日のサマーキャンプです。
長野県の有名な乗鞍高原・蓼科高原・菅平高原・白馬山麓の4か所に
それぞれ行くのですが4か所ひとつずつ、決められているテーマが違います。
乗鞍高原のテーマは『呼び起こせ!生き抜く力』
忍者の修業になぞらえて、アスレチックや滝を楽しんだり、
魚のつかみ取りをしたりしながら、自然の中で生き抜く知恵や工夫を学びます。
蓼科高原のテーマは『標高1800mの森で!大自然へ飛び出せ!!』
森の中で秘密基地を作ったり木登りやボルダリングしたりして、
自然の中で思い切り楽しみます。
菅平高原のテーマは『森から始まる はじめのい~っぽ!!』
テントを張って、焚火でご飯を作るというシンプルでベーシックな
キャンプスタイルを楽しめます。
白馬山麓のテーマは
『ひとりのちからがみんなのちからに!すすめ! ハクバ大冒険団!!』
冒険団になぞらえて、謎解きオリエンテーリングをしたり、山登りをしたり
いかだに乗って湖に出たりとワクワクが盛りだくさんのキャンプです。
どのコースをとっても、とてもおもしろそうですよね。
都会に住んでいる子どもたちは、自然に触れるという機会が特に少ないと聞きます。
昔の子が当たり前に遊んでいたようなことでも、都会の子ほど虫をつかめない、
木に登れないというのが当たり前だそうです。
親がここまで様々な体験をさせてあげるのは、
よほどアウトドアが好きなご家族でなければ難しいかなと思います。
「でも、子どもだけでキャンプへ行かせるのはちょっと不安」
と言う親御さんもいらっしゃると思います。
もちろん、親としての不安はありますよね。
では、サマーキャンプへ子どもを行かせるメリットは何でしょうか?
大きく3つに分けて考えてみたいと思います。
1つ目は、普段できないような体験ができること。
サマーキャンプでは前述したとおり、色々な体験ができるものが多いです。
今回ご紹介している『こどもたちだけのサマーキャンプin信州』では、
自然の中で過ごすことがテーマです。
刃物を使って木を切る、火をおこす、魚を素手で捕まえる、
見たことないくらいの満点の星空を眺める。
そういった当たり前のようで出来ない体験を、自然の中で実感することができます。
2つ目は、自立心が養えるということ。
幼いうちから親元を離れるという経験は、子どもの自立心を高めます。
もちろん付き添いのスタッフは大人ですが、こちらに参加する条件の一つとして、
身の回りのことが自分でできることが条件です。
普段は親に頼っている部分を、自分たちでやらなければいけないのです。
例え数日間と言え、親から離れ自分で自分の身の回りのことをするのは、
慣れないとキツイものがあるかもしれません。
でも、それが自立への第一歩なのです。
そして、子どもが親から離れるということは、親にとっても子ども離れする
第一歩ですね。
甘やかすばかりではなく、まさに「かわいい子には旅をさせよ」の精神で、
親子ともども自立するきっかけになれるはずです。
3つ目は交友関係が広がるということ。
普段学校や習い事へ行っているテリトリーと違い、
サマーキャンプではそれこそ全国各地から参加可能です。
また、1年生から6年生までと年齢も幅広いです。
そのため、子どもの交友関係はぐんと広がることになります。
サマーキャンプではテントを一緒に張ったり、山登りをしたり、食事を作ったりと、
力を合わせて行うイベントが盛りだくさんなのでより仲良くなりますね。
交友関係が広がるということは、子どもの人生を彩り豊かにするひとつに
なるのではないかと思います。
実は、今回のこのキャンプに、ママ職代表山﨑のお子さんたちが参加していました。
体験談をインタビューさせてもらいました。
Q.今回こちらの『サマーキャンプin信州』へお子さんたちを参加させようと思った
きっかけは何でしたか?
山﨑:実は、5月頃にこちらのキャンプとは別のイングリッシュキャンプへ
参加させていました。
この時が初めて、親元から子どもたちだけ離れて行くキャンプだったので、
かなり心配しながら送り出したのですが、子どもたちはそんな心配もよそに
「楽しかった!来週も再来週も行きたい!」と言うくらい楽しんで帰ってきました。
そこで、夏休みにもまた参加させたいと考えていたところ学校からもらってきていた
チラシがこの『サマーキャンプin信州』でした。
自然体験の出来るこのサマーキャンプは、子ども達がとても楽しく過ごせる
のではないかと思い選びました。
Q.『サマーキャンプin信州』へ参加したお子さんたちの様子はどうでしたか?
山﨑:とても楽しかったと帰って来たのですが、実は出発の時からそれが良くわかる
エピソードがあります。
キャンプにはバスに乗って出発するのですが、子ども達の知り合いは
他にいなかったので、姉弟で座るのだろうなと思っていました。
ところが、バスの様子を見てビックリ!
バスに乗り込んですぐに、姉弟バラバラに、しかもそれぞれ友達を作って
座っている様子でした。
親が思うより子どもはたくましく育っているなと感じました(笑)
Q.お子さんをサマーキャンプへ参加させてみて、どう感じましたか?
山﨑:まさに『自立への一歩』だと感じました。
先程も話しましたが、親が思う以上に子どもはたくましく、
環境に適応する力も素晴らしいです。
そして何より、子ども達が心から楽しんできてくれたのが嬉しく思います。
是非、来年も参加させたいと思いました。
また、未定ではありますが小学生のうちに一度は短期留学へ行かせたい
と考えているので、その良い練習にもなったと思います。
ありがとうございました!
山﨑がお子さんたちを参加させて感じたように、サマーキャンプで得られることは、
机に向かって学ぶこととはまた違った学びです。
サマーキャンプを経験した子どもたちは、協調性や社会性、自立などを学ぶことができ、
沢山の素敵な思い出と共に心が大きく成長して帰ってくるでしょう。
また、『非認知能力』を伸ばすためにも有効であると考えられます。
非認知能力とは、IQなどで測れない内面の力のことで、
目標に向かって頑張る力・他の人とうまく関わる力・感情をコントロールする力
などを指します。
2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン氏によると
幼少期に非認知的能力を身につけておくことで、大人になってからの幸せや
経済的な安定につながりやすくなるということです。
このことから、最近では日本でも少しずつ注目されてきています。
サマーキャンプはまさに、お子さんの非認知能力を伸ばす良い経験になります。
今回ご紹介したのは、自然の中で過ごすサマーキャンプですが、
最初に書いたようにプログラミングを学ぶキャンプや
山﨑が春にお子さんを参加させたような、国際交流のできるキャンプなど沢山あります。
最初は、お子さんの興味関心に合わせ、親子で相談しながらサマーキャンプを選ぶ
のが良いかもしれませんね。
残念ながら今年のサマーキャンプは終わってしまっていますが、
来年に向けてぜひ、親子で考えてみて下さい。
今回参考にしたサイトです。
それぞれの場所での予定などが写真付きで出ていますので、
内容や子ども達の様子がとてもわかりやすいです。