親子で共有すべき!!災害時の安否確認方法
みなさん、こんにちは!
3日後にはいよいよ9月がスタートしますね。
これからどんどん暑さが和らいでくると思うとホッとしますが、
同時に台風が心配な季節にもなります。
以前のママ職ブログ(防災の日に考えよう!ローリングストックの重要性)
をぜひ参考にしていただき、今一度、備蓄について確認しておきましょう!
(猫にさかなさんによる写真ACからの写真)
ところで、台風などの異常気象や、地震・事故などの緊急事態の際、
電話やインターネットが繋がりにくくなった経験はありませんか?
いくら防災備蓄品を完璧に準備していたとしても、
電話やインターネットが使えなければ、
家族や友人の安否情報も分からず、不安になってしまいますよね。
そこで今回は、緊急事態に備えて
知っておくべき『安否確認方法』について、
詳しい情報をお伝えしたいと思います!
★意外と多い!?安否確認サービス
まずは、電話やメールなどが繋がりにくい状況になった時でも、
安否確認ができる方法をいくつか知っておきましょう。
通信事業者が提供するサービスをはじめ、SNSやアプリなどの
サービスも含めると、次のように様々な方法がありますよ。
・各通信事業者が提供する災害時の安否確認サービス
・各通信事業者の情報を横断的に検索できるサービス
・防災用アプリ内で安否が確認できるサービス
>ココダヨ
…などなど。詳しくは各リンク先をご確認いただき、
ご自身やご家族に合った方法を見つけておいてください。
ただし、インターネット回線に不具合があれば使えない、
というサービスもありますので注意が必要です。
もちろん、インターネット回線に何も問題が無ければ、
普段から利用しているSNSも、
災害時には安否確認手段としても利用できますよ。
ちなみに、災害用伝言ダイヤル(171)は、
スマートフォンや固定電話でなくても、
公衆電話から無料で利用することが可能です。
お住まいの地域のどこに公衆電話があるのか、
お子さんと一緒にお散歩がてら確認するのも
良いかもしれませんね。
(胡麻油さんによる写真ACからの写真)
★安否確認サービスを安定して使うために
このように、たくさんの安否確認方法があることを知ってはいても、
いざ緊急事態となれば、慌ててしまってうまく使えないことも。
そこでここからは、安否確認サービスを安定して使うため、
備えておくべき事柄についてお伝えしたいと思います。
・事前に体験しておく
⇒各通信事業者が提供する災害用伝言ダイヤルなどは、
体験期間が定期的に設けられています。
毎月1日と15日に解放されるのに加えて、今月30日から
9月5日までの1週間は“防災週間”として、
毎日9時から17時まで解放されているところが多いようです。
ぜひ一度、ご家族みなさんで体験されておくことをおススメします!
下記サイトには、「171」の使い方が動画でも紹介されていますので、
お子さんと一緒にご覧になってはいかがでしょうか?
※NTT東日本ホームページ(https://www.ntt-east.co.jp/saigai/movie/index.html)
・災害用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」を知っておく
⇒大規模災害等があった際にのみ解放される無料Wi-Fiです。
Wi-Fi接続が可能な機器なら全て利用可能で、
公衆のWi-Fiスポットから接続できます。
IDやパスワード入力の必要は無く、
SSID「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)を
選択するだけで簡単に使えますが、
その分セキュリティ対策はなされていませんので、
連絡や情報収集のみに使用する等、注意が必要になります。
詳しくは、下記サイトをご参照ください。
※NTTBP Wi-Fi Column(https://www.ntt-bp.net/column/blog/2021/02/post-05.html)
・“地震速報”がきちんと鳴るようにしておく
⇒大きな音を嫌って、普段は地震速報の音が鳴らないようにしていたり、
気が付かないうちに地震速報が鳴らないような設定になっていたり…
などという場合があるかもしれませんが、いざという時にはやはり
役立つ情報のひとつになります。
この機会にスマートフォン等の設定を確認し、
きちんと地震速報が鳴るようにしておきましょう。
・スマートフォンの充電を節約する
いざという時に充電が切れてしまっては、
せっかくの安否確認方法も使うことができません。
使わない時は省電力モード等になるよう、
日頃から切り替えておくのがおススメです。
また、モバイルバッテリーを準備していると、
さらに安心できますね。
ただし、モバイルバッテリー自体のこまめな充電もお忘れなく!
(craftbeermaniaさんによる写真ACからの写真)
★家族で共有すべき3つの情報
さて、これでいざという時にも
落ち着いて安否確認ができるようになったかと思いますが、
この情報を知っているのは自分だけ、というのでは全く意味がありません。
必ず、家族や友人など、安否確認を取り合いたい人と
情報を共有しておいてください。
お子さんが、大人と同じように理解できる年頃であれば、
一緒に話をするのも良いでしょう。
また、安否確認方法の情報だけでなく、
次のような情報も確認し、共有しておくとより安心できますよ。
・最終的に家族で落ち合う場所
⇒あらかじめ家族間で最終的な集合場所や避難場所を決めておくと、
万が一連絡が取れない場合に役に立ちます。
ただし、余震などの二次被害に遭わないよう、
必ず安全が確認されてから行動するようにしてください。
・子どもが通う学校や幼稚園の対応
⇒災害時にはどのような対応をしてくれるのか、
親はどのような対処をすればよいのかを確認しておけば、
落ち着いて判断したり、行動したりすることができます。
・貴重品の保管場所
⇒避難生活を余儀なくしている最中に不在宅を狙う“火事場泥棒”
などの被害に遭わないためにも、
日頃から貴重品の場所を家族全員で共有し、
すぐに持ち出せるようにしておくと良いでしょう。
ただし、あくまでも自分の身を守ることを最優先にしてください。
(acworksさんによる写真ACからの写真)
いかがでしたでしょうか。
いつ起きるのか分からないのが緊急事態。
大切な家族を守るために、しっかりと備えておきたいですよね。
3日後の9月1日は“防災の日”でもあります。
これを機会に今一度、ご家族みなさんで
防災について考えていただけたらと思います。
≪参考≫
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