完璧主義は苦労する!? 家事も育児も仕事も抱え込まない方法
皆さん、こんにちは!
温かい日があったと思えば急に寒くなったり、季節の変わり目のお天気が続くこの頃です。
体調を崩されないよう気を付けてくださいね。
さて、ママ職ご登録のママさんたちは、まさに今回のお題のごとく、
仕事も家事も育児も担っている方ばかりなのではないでしょうか。
昨今はワンオペ育児という言葉をよく耳にします。
ワンオペレーションの略で、ざっくり説明しますと、
周りの援助や助けをもらわずに一人で全てをこなす育児のことです。
ネット上の記事やママアプリでもワンオペ育児の問題はよくとりあげられています。
日本は男性の育児休暇もとれるようになったものの、
まだまだ女性が家で家事や育児をし、男性は外で仕事をするという役割分担が根強い国。
さらには不景気で共働きが当たり前に。
そうなると女性の負担が増えるにすぎないのです。
朝ごはんを作って夫を見送り、子どもを保育園に送って自分は仕事へ。
夕方子どもを迎えに行って夕食の準備。
子どもと夫に夕食を食べさせ、子どもとお風呂に入って寝かしつけ。
気が付けば自分も寝ていたなんてことも。
あぁ、洗濯物たたんでいなかった、食器を洗うのがまだだった、
明日仕事に必要なことをまだやっていなかった、保育園からの連絡事項を見ていなかった。
あぁもう時間は深夜。
そんな生活がママの日常茶飯事。
お子様が小学校等、学校に通っていれば準備物や先生との連絡共有、PTAなど頭が痛くなりそうですよね。
さらに追い打ちをかけるかのごとく、何もしないパパがいようものならイライラが止まらなくなりそうです。
ですがここでイライラしても自分を追い込んでしまうだけで負の連鎖への突入です。
ではどのような対策をすると良いのでしょうか。
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1 育児はとにかく周囲の人に助けてもらう!
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育児を助けてもらうなんて申し訳ない、という人もいればなるべく自分でやりたいという人もいるでしょう。
ですが育児とはママだけで出来るものではありません。
必ずいろいろな人が関わっています。
育児以外にもやらなければいけないことがあり、ママにしかできないことがあるのなら、
それ以外をお願いするということはしてもいいと思います。
ちなみに筆者は人にモノを頼むというのがとにかく苦手でした。
仕事でも頼みごとをするのは苦手で、いつも手いっぱいになっていました。
そこで上司から言われた一言は「もっと頼んでほしい。信頼してほしい」。
頼まれた方は、その信頼が嬉しいということ。
人に言われて、自分にも当てはめてみて気が付きました。
お願いするのは悪いことではありません。
あなたからお願いされて嬉しいと思う人がいます。家族はもちろん、ご友人も。
辛い時は手を借りましょう。そして助けてもらったら、たくさん感謝してください。
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2 手抜きを覚える
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皆さん、手抜きとは名前を変えて存在しているのをご存知でしょうか。
時短・節約といった言葉です。いい言葉ですよね!
そう、手抜きって別にいいことなのです。いい加減は良い加減(適量)です。
そして手抜きがききやすいのは家事ではないでしょうか。
毎日のお料理だって、スーパーのお惣菜が紛れていてもいいのです。
もう疲れてキッチンに立ちたくないと思ったらお弁当だっていいのです。
最近はコンビニのお弁当も美味しいですし、健康志向の物も増えてきましたから。
朝ごはんに前日の晩御飯の残りをだしたって悪いことではありません。
掃除機をかけるのが週末だけだって、洗濯は毎日じゃなくたって、どれも悪いことではありません。
そして手抜きの度合は個人差があります。
人によって加減が違います。
自分にとって「今日はちょっと手抜きしたな」という日があれば気持ちが少し楽になれるはずです。
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3 一人の時間を大切に…
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ママになったから我慢しよう、他のママさんもこのぐらい我慢している…
などと比べてはキリがありません。
たまにはパパにお子様を預けてショッピングに行ったり、友達とお茶をしたりする時間を設けてみてください。
ママだって女性ですし、人間ですからブレイクタイムは必要です。
いつも気を張って頑張っているママだからこそ、必ず休息はとってください。
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4 家事代行や自治体のサポートを利用する
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様々な理由から、周りからのサポートを得づらい環境にいらっしゃるママや、
小さい子どもがいて保育園に預けることもできず一人で頑張っているママもいるでしょう。
そんな時は家事代行サービスが便利です。
各自治体で行っていたりもするので、内容と金額で自分にあったものを選び利用するのも方法です。
掃除・洗濯・料理・子守。
どれか一つでも手伝ってもらえると違いますよね。
また、各自治体が運営するファミリーサポートというものもあります。
援助を受けたい人と援助をしたい人が会員になって相互で助け合うサポートのことです。
看護師免許をもっている人や、無免許であっても特定の研修を修了した人だけが援助してくれます。
具体的には援助者の自宅でお子様を預かってくれるのだそうです。
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5 思ったとおりにいかなくても許して
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私は思うのです。
ママになってから自分のしていることをよく改めますし、反省の機会が多いと。
それは偏に家族のおかげであり、愛する子どものおかげです。
思い通りにできない自分を責めたり、やっぱりこうすればよかったと嘆いたりすることも増えました。
そんな中あるとき気が付きました。
私がママになった期間と、子どもに流れた時間は一緒だと。
つまりママと子どもは同級生です。
“ママだからできなきゃ!“と思うことがおこがましいと。
できなくたって当たり前ぐらいの気持ちでいると少し余裕ができます。
どんなにそう思おうとしても、思いつめるのがママという生き物なのです。
だからこそ“できなくてもまあしょうがない”くらいに思っているのが丁度良いのです。
ある動画が一時期、流行りました。
過酷な業務の求人募集に応募してきた人の面接動画です。
休みは無く、業務は多岐にわたり、協調性を求められ。給与は0。
そんな非人道的な仕事、それがママです。
※ちなみにママ業を給与換算すると年収1200万円ほどだそうです。
そういう大変な役割を担っているだけでもすごいのではないでしょうか。
完璧という認識も個人差はあると思います。
しかしながら完璧なママというのは誰が決めるのかといえば恐らく自分ではなく子どもです。
そして人間である以上完璧にはなれません。
だから完璧主義とは苦労することなのです。
一度しかない人生を苦労詰めでは疲れてしまいます。
全て抱え込もうとせず、みんなで助け合いながらママであることを楽しみましょう。
最後に13日の母の日にちなんで先ほど紹介した動画ページです。
ママである皆さんの励みになることを祈ります。