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親子で読みたい心が温まる絵本

皆さん、こんにちは!

6月に入って、梅雨入りが発表されているところが少しずつ増えてきました。

梅雨時期にお外で遊べない代わりに、お家でお子さんとの時間を

ゆっくり過ごすのも楽しいですよね。

今日は、そんな時期にもオススメの素敵な絵本をいくつかご紹介したいと思います。

『どんなにきみがすきだかあててごらん』

作: サム・マクブラットニィ 絵: アニタ・ジェラーム 訳: 小川 仁央 

出版社: 評論社

おやすみの時間、チビウサギはデカウサギにふと聞いてみたくなり、たずねます。

「どんなに、きみがすきだかあててごらん」

これくらい?これくらいだよ!

とお互いにどっちのほうがお互いを好きなのか、比べっこします。

親子、きょうだいはもちろんですが、夫婦、恋人にもあてはまりそうな可愛らしい絵本です。

読み終わってからお子様と、「これくらい大好きだよ!」と

デカウサギとチビウサギになって比べっこしてみてはいかがでしょうか。

『ちいさなあなたへ』

作: アリスン・マギー 絵: ピーター・レイノルズ 訳: なかがわ ちひろ 

出版社: 主婦の友社

「あのひ、わたしはあなたのちいさなゆびをかぞえ、そのいっぽんいっぽんにキスをした」

で始まる母の物語。

赤ちゃんが生まれたその日から、大きくなって巣立っていくまでをシンプルに描きながらも、

心にぐっとくる作品です。

自分の母親がどう見守ってくれていたのか、母になってからの我が子への想い・・・など

立場が変われば見方がかわっていくので、ずっと大人になっても大切にしていきたい

と思える絵本です。

お子様と読むのなら、「〇〇ちゃんが産まれた時はね・・・」という妊娠・出産時の

嬉しかったことや楽しかったことをお話ししてあげるきっかけになると思います。

出産祝いのプレゼントにもおススメです。

『ともだちや』

作: 内田 麟太郎 絵: 降矢 なな 出版社: 偕成社

「え~、ともだちやです。ともだちはいりませんか?」

1時間100円で友達をしてくれる、キツネのともだちや。

「ともだちやさ~ん」と呼ぶのはいったい誰でしょう?

ともだちやシリーズで出ていますが、どれを読んでも「ともだちってなんだろう?」

「自分だったらどうするかな?」と考えるのにピッタリです。

子どもは3歳くらいからお友達と遊ぶということが面白いと感じ、友達付き合いが

始まっていきます。

お子さんが大きくなっていくにつれ、他の子とのかかわりも増えていきますので、

この絵本を通して親子で改めて「友達」について話してみて下さい。

『ずーっとずっとだいすきだよ』

作・絵: ハンス・ウィルヘルム 訳: 久山 太市 出版社: 評論社

一緒に育ってきた大好きな犬のエルフィー。

でもエルフィーは僕より先に歳をとっていきます。

「エルフィー、ずーっと、だいすきだよ」

毎晩、寝る前に必ずエルフィーにそう伝えていた男の子がエルフィーとの別れで

感じたこととは?

犬のエルフィーの死を通して、愛すること、生きることを学ぶ一冊です。

死が取り上げられていますが、暗いということはなく、

大切な気持ちは常日頃からきちんと伝えておこうということに気付かされます。

家族で読んで、「だいすき」「ありがとう」の大切さを考えたい絵本です。

『しゅくだい』

文・絵: いもと ようこ 原案: 宗正 美子 出版社: 岩崎書店

やぎのめえこ先生から出された今日の宿題はちょっと変わった宿題でした。

それはなんと「おうちのひとにだっこをしてもらう」という宿題です!

もぐらのもぐくんはお家に帰って宿題をしようとしますが・・・。

いもとようこさんの可愛らしく優しいイラストが、ほっこりした気分になります。

下の子がいて最近上の子を構ってあげられていないなぁとか、

小学生になってすっかり手が離れてしまったなぁと感じているママは

思わずお子さんをぎゅっとしたくなると思います。

ぎゅっと抱きしめてあげると、改めてお子様の心と身体の成長を感じるはずです。

いかがでしたか?

今回は『心が温まる絵本』というテーマで、いくつかご紹介しました。

普段はなかなか話すことの出来ない難しいテーマでも、

絵本を通すことで子どもと考えたり話し合うきっかけになります。

また逆に、絵本を通して大人がハッ!と気付かされることも多くあります。

絵本は小さな子が読むものだけではなく、小学生や中学生、そして大人まで、

シンプルに描いているからこそストン!と心に入ってくることも多いものです。

まだ小さいなら一緒に読んであげて、そして大きくなっても絵本を読んで

感想を話し合うことも出来ますね。

是非、お子様とのコミュニケーションをとりながら絵本の世界を楽しんでみて下さい。

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