日本人が建てたインドの学校「マザーベイビースクール」とは
みなさん、こんにちは!
明日は立春ということで、暦の上ではもう春…
今年は暖冬・暖春の影響もあり、桜の開花も早いとの予想だそうです。暖かい春はもうすぐですね!
さてみなさん、突然ですが「マザーベイビースクール」という学校を知っていますか?
マザーベイビースクールはある日本人がインドに建てた無料の学校です。
今回は、学校に行けないインドの子供達に学びを教える
「マザーベイビースクール」についてご紹介いたします。
マザーベイビースクールとは
マザーベイビースクールは、作家の高橋歩さんを中心とし、ボランティアの方々の手によって
2008年にインドのバラナシというところに建てられた学校です。
人口約13億人のインドでは、その内の20%以上が貧困だといわれています。
貧困の家庭に生まれた子供たちは、小さい頃から仕事をさせられたり、
早期結婚をさせられたりと学校に通えない子供たちがたくさんいます。
学校で学ぶことができなかった子供たちは、希望する職に就くことも出来ず
貧困から抜け出せない状況になってしまいます。
マザーベイビースクールではそんな子供達が通えるように、学費や学用品がすべて無料となっています。
旅人が先生になれる特別授業
マザーベイビースクールには年中から小学校5年生までの子供が50人ほど通っています。
授業はヒンディー語、英語、算数、社会、理科、道徳、総合知識が必須科目となっています。
また、必須科目以外にボランティアの人が先生になれる特別授業があります。
ボランティアは常時受け入れており、授業の内容は自由となっています。
その人の好きなことや得意なことを子供たちに教えてあげることで、
子供たちの世界や視野が広がることを目的としています。
これまでにダンス、ヨガ、折り紙、世界の話など多種多様な特別授業が行われてきました。
村から出たことのない子供達にとっては、様々なことが体験できるこの特別授業が
とても楽しみな時間となっているようです。
いかがでしたでしょうか?
マザーベイビースクールを運営するNPO法人オンザロードでは、
多くの子供達に学べる場を提供するために継続的な支援を必要としています。
現地でのボランティア以外にも、お金や物品の寄付も随時募集しています。
家庭環境に関係なく、多くの子供が学べる世の中になるといいですね!