子どもとやってみよう!再生野菜リボベジ
みなさん、こんにちは!
梅雨の時期らしい、ジメジメとした日が続いていますね。
ですがこの季節、緑がとても綺麗に見えると思いませんか?
雨を受けて、葉っぱや木々たちが生き生きとしているように見えます。
グリーンはやはり癒しを与えてくれるんだなぁと思う今日この頃です。
(みっくすさんによる写真ACからの写真)
さてみなさんは、『リボベジ』という言葉を聞いたことがありますか?
これは、リボーン・ベジタブルの略で日本語では再生野菜とも言います。
普段捨ててしまいがちな、野菜のヘタなどを水につけて栽培することです。
「なんだ、それならやったことある!」という方も多いのではないでしょうか。
このリボベジですが、今また少しずつ注目されてきているのだそうです。
●リボベジの魅力とは?!
リボベジの魅力は、何と言っても簡単というところではないでしょうか。
料理に使った、野菜のヘタを水につけておくだけで、土も肥料もいらずに始められます。
(たうこさんによる写真ACからの写真)
そして、何より節約になるのが嬉しいところですよね!
もう一度食べることができたり、サラダやスープなどの彩りとして使うことができたりと、一石二鳥です。
また、種類によっては観葉植物として楽しむ方もいるようです。
簡単・手軽・節約というキーワードが3つもそろっていたら、
主婦としてチェックせざるをえなくなってしまいますね。
●リボベジできる野菜って?
水につけておけばなんでも再生できそうですが、リボベジに向き不向きの野菜があります。
基本的に、トマトやキュウリなどの実を食べる野菜やイモ類はリボベジに不向きです。
葉物野菜やハーブなどは、リボベジを楽しみやすいお野菜です。
(IMStudioさんによる写真ACからの写真)
豆苗、カイワレ大根、ブロッコリースプラウト、水菜、小松菜、ネギなどは
水につけておくだけで再生するお野菜です。
ハーブなども、生命力が強いので水に差しておくと根っこが出てくることも!
ネギや水菜、小松菜などは、新しい食器用スポンジに切り込みを入れて
リボベジするのが育てやすくておススメですよ。
脇芽を残して収穫すると、次の芽が出やすいので切るときに気にしてみてくださいね。
また、ニンジンや大根などのヘタ部分もリボベジしやすいです。
2~3センチほど、厚めに切り落としたヘタを水につけておくだけで、葉っぱが再生してきます。
お料理の彩りにぴったりですよ。
そして、ブロッコリーやアボカドなどもリボベジできるのだそうです。
ただ、こちらは再生したものを食べるのではなく観葉植物として楽しむのだそうです。
●お手軽&簡単!リボベジやってみよう!!
リボベジ初心者さんにおススメなのが豆苗です。
スーパーで買ってきた豆苗を調理するときに、切り落とした根の部分を水につけておくだけです。
(なるみさんによる写真ACからの写真)
つけておく容器は、タッパーでもイチゴやトマトの入っていた容器でも、牛乳パックでもOKです。
コツは、日当たりのいいところに置いておくこと。
3日ほどすると、食べられるくらいニョキニョキ伸びてきます。
気を付けることは、カビたりしたらすぐ捨てること。
そして、何度も何度も再生できるわけではなく、食べられるくらいの再生は2~3回が限度です。
●子どもがリボベジやってみたら・・・?
筆者は、子どもたちに実際に豆苗・ニンジンのヘタ・小葱を育てさせてみました。
毎日水をあげること。
水はあげすぎず、前日の水が残っていたらそれを捨てて新しい水を入れること。
という2つの約束をし、あとは子どもたち任せにしてみました。
(ohsakaさんによる写真ACからの写真)
すぐに飽きてしまうかと思っていたのですが、毎日水をあげてしっかり収穫まで楽しんでいました。
成長が早く、お世話した結果がすぐに目で見てわかるというところが良かったようです。
途中
「伸びるのがゆっくりだから、もっと明るいところにおいたらどうかな?」
「なんで、葉っぱが明るいほうに曲がって伸びていくの?」
「ニンジンの葉っぱってこんな形してるんだ!」
といった理科的な発見もあり、そんな姿が見られたのは親からしたら思いがけない収穫でした。
夏の自由研究にもピッタリではないでしょうか?
いかがでしたか?
今日からでもすぐに始められてしまうリボベジ。
水だけで育てられるので、お部屋の中でも汚れづらいのも良いなと筆者は思いました。
(mi ru siさんによる写真ACからの写真)
それに、お部屋にちょこっとグリーンがあるのも良いですよね。
自分で育てた野菜を食べる、というのは食育にもピッタリです。
ぜひ、お子さんと一緒にリボベジ体験してみてくださいね!