月より団子?!子どもと楽しむ今年のお月見♪
みなさん、こんにちは!
朝夕はめっきり涼しくなり、日中も過ごしやすくなりましたね。
夜には虫の音も聞こえてきて、いよいよ秋も深まる頃でしょうか。
空気も澄んできて、秋晴れの空はもちろん、夜空の星もキレイに見えますね。
(haruharu2さんによる写真ACからの写真)
そこでみなさん!秋の夜長に、『お月見』なんていかがでしょうか?
今回のママ職ブログでは、子どもと過ごす『お月見』の楽しみ方をご紹介します!
★そもそも、『お月見』って?
子どもたちに伝えるためにもまずは、その由来を知っておきたいところですよね。
一年のうちで最も空が澄み渡る季節に、夜空に浮かぶ満月を眺めて楽しむ『お月見』。
『十五夜』とも言われている日本の秋の風物詩ですが、もともとは平安時代の貴族たちが月を眺めながら、
お酒や詩歌・管弦を楽しんでいたことが始まりと言われています。
それが江戸時代に入ってからは、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合い、
感謝する日として庶民の間にも広まって定着していったようです。
(ガイムさんによる写真ACからの写真)
そのため現在まで、月に見立てたものや収穫物をお供えし、収穫に感謝するという風習が残っています。
また昔から「子供は月のつかい」と考えられてきたことから、
地域によっては、近所の子供たちがお月見のお供え物を盗み食いすることを歓迎する、
という日本版ハロウィンとも言える独特な風習が残っているところもあるそうですよ!
★いつあるの?
一般的なお月見はもともと、十五夜=旧暦の8月15日に行うものとされていました。
そのため新暦となっている現在では、その年によって十五夜の日にちが変わっていきます。
ちなみに直近三ヶ年では、
2019年…9月13日㈮
2020年…10月1日㈭
2021年…9月21日㈫
となっています。
(keisuke3さんによる写真ACからの写真)
また十五夜だけでなく、十三夜=旧暦9月13日(2020年10月29日)や
十日夜(とおかんや)=新暦11月10日にお月見やお祭りをする地域もあるため、
もし十五夜の日が雨や曇りで月が見えなかった場合でも、まだまだチャンスはありますね!
★どうやって楽しむ?
・インテリアで楽しむ♪
まずはお部屋の飾りつけをして、お月見気分を味わいましょう!
百均でも揃えられるウォールステッカーやウィンドウフィルムなどを使ったり、
画用紙などで子供たちと手作りしたり、ススキを摘んできたり…
他にも、お部屋のシーリングライトに、ウサギ型に切り抜いた黒画用紙を貼り付け、
月に見立てるアイデアも♪これなら、お天気の心配もありません!
ただし、火災につながる可能性もあるため、画用紙を貼る場所には十分ご注意ください。
・食べて楽しむ♪
お月見にはやっぱりお団子が欠かせません!
白玉粉を使ってこねて丸めるだけなら、子どもたちにも簡単にできるし、
食べても美味しいので、みんなで楽しめますよね♪
出来上がったお団子は、十五夜には15個、十三夜には13個を、ピラミッド型に積んでお供えします。
(HiCさんによる写真ACからの写真)
・読んで楽しむ♪
絵本にも、十五夜やお月様に関するものはたくさんあります。
下の画像のように、さまざまなインターネットサイトでたくさん紹介されていますよ。
近くの図書館はもちろん、書店でも特集されているのではないでしょうか。
秋の夜長にゆっくりと、絵本の読み聞かせをするのも良いですね♪
いかがでしたでしょうか。
我が家では、月より団子になってしまいそうですが(笑)、家族みんなで楽しめたら、良い思い出になりますね。
新型ウイルスや気候変動でなかなか気が休まらない昨今だからこそ、
満月を眺めながら、心穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
≪参考≫
・萌文書林編集部『〈新訂版〉子どもに伝えたい年中行事・記念日』