2023年から部活動が変わる?
みなさん、こんにちは!
気付けば1月ももう終わりです。
そして、今週金曜日は節分ですね!
今年の恵方は「南南東」。
豆まきをして、恵方巻を食べて無病息災を祈りましょう!
節分に関しては、ママ職ブログでも取り上げたことがありますので
ぜひ、ご覧になってみてくださいね♪
さて突然ですがみなさんは、学生の頃どんな部活動をしていましたか?
また、お子さんはどのような部活動に参加しているでしょうか?
4月から進学するというお子さんは、
今からどんな部活動に入部するか楽しみにしているかもしれませんね。
そんな部活動ですが今年、2023年から
私たちの知る部活動の在り方とは少しずつ変わっていくようなのです。
そこで、今回のママ職ブログでは部活動について見ていきたいと思います。
●部活動とは?
部活動、と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
楽しかった!とか、練習がきつかった!など
何かしらの思い出があるのではないでしょうか。
私たち親世代の子どもの頃は、ほぼみんなが参加しているのが部活動で、
あって当たり前、やって当たり前な雰囲気だったと思います。
そんな部活動が始まったのは、明治時代にまでさかのぼるとか。
実はかなりの歴史があるものだったとは驚きですね!
ところで日本の部活動には定義があるって知っていましたか?
学習指導要領で、
『部活動は、学校教育活動の一環として、スポーツや文化・学問等に
興味と関心をもつ同好の生徒が、教職員の指導の下に、
主に放課後などにおいて自発的・自主的に活動するもの』となっています。
本来、生徒たちの自主性に伴って行われるはずの部活動ですが
内申書やスポーツ推薦などの進学に関わるために
部活動が過熱しすぎてしまったり
勤務時間が長くなるため、教職員の負担が大きくなっていたりと、
近年では部活動を見直す動きが出てきているのも事実です。
●新たな指導者?!『部活指導員』
実際、部活動の指導者は学校の先生が行うイメージですよね。
顧問は学校の先生がやっていたけれど、
指導者として外部からコーチが来ていたという方もいるかもしれません。
今まで、部活動は教員と外部指導者で成り立っていました。
外部指導者は、主に技術などを教えることを担っていますが
基本的にボランティアが多く、引率などについていくことはできません。
外部指導者が担うことが出来ない事務仕事、引率、保護者への連絡などは
教員が全てを行っているのです。
もちろん、外部指導者がいない部活は
教員が部活指導もしなくてはいけませんし、
自分が知らないジャンルの活動であっても
部活の顧問になれば、関わらないといけないですよね。
通常の学校教育に加え、こうした部活動の指導が
教員への負担が大きいということから
2017年4月1日から、学校教育法の一部改正され
新たに『部活動指導員』が制度化されました。
部活指導員は、今までの外部指導員と違い
非常勤講師扱いになり時給も発生します。
条件付きですが、顧問になることも出来るそうです。
部活指導員になるために特に資格などは必要もないそうですよ。
●部活はどうなるのか?
前述した部活指導員ですが、実はなり手が少ないのも現状です。
というのも、平日の部活動の時間が限られているので
携わることが出来ないという状態です。
そこで、主に運動部の休日の活動を
地域のスポーツクラブへ委託するという『地域移行』も
今年2023年から2025年までを目標に段階的に進められていきます。
今後、平日の部活動の地域移行をはじめ
文化部の地域移行も検討されるそうです。
え?地域移行ということは、部活動はなくなっちゃうの?
と思うかもしれませんが、
前述したように、現状では地域移行の受け皿が少ないこと、
また部活動が受験時のアピールポイントのひとつになっている等の点から
部活動が学校から今すぐになくなることはないと考えられます。
ただ、今年から2025年までに
ほぼ地域移行を完了させると明言されているので
今後の部活動は少しずつ変わっていくかもしれませんね。
いかがでしたか?
今後、部活動は学校だけのものではなく
地域全体で支えていくものになっていく時代になりそうですね。
ただ、形はどうであれ、部活動に所属する全ての子どもたちが、
楽しみながら様々な経験をする場所であるということが
一番大切なことなのだと思います。
【参考】
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