つながる命と歴史―――我が家の『家系図』をみてみよう!
みなさん、こんにちは!
明日はハロウィンですね♪
もともとはヨーロッパ発祥のお祭りで、
秋の収穫をお祝いするとともに“ご先祖様”の霊をお迎えし、
悪霊を追い払うために仮装したり火を焚いたりしていたのだそうですよ。
今や日本でも、大人から子どもまで楽しめる行事となり、
各地で様々なハロウィンイベントが開催されるようですね。
くれぐれも体調管理にはお気をつけてお楽しみください!
ところで、“ご先祖様”と言えば、みなさんはご自身の『家系図』を
見たことがありますか?
最近では、テレビ番組の影響などで、
“家系図調査”が静かなブームとなっているようですので、
「今、家系図作成中!」とか、
「見たことあるよー!」という方が案外少なくないのかもしれませんね。
ですが、やはり普段の生活にあまり馴染みのない『家系図』…
それを作成する意義や方法、時間や費用などなど、
まだまだよく知られていない事だらけです。
そこで今回のママ職ブログでは、気になる『家系図』のアレコレを
深堀りしてみたいと思います!
★1,024人!?
さて、突然ですが問題です。
見出しの数字は、何の人数を表しているでしょうか?
―――答えは、10代前までのご先祖様の総人数なんです!
この中の一人でも欠けていたら自分は存在しないのだと思うと、
今こうして生きていることが本当にかけがえのないことなんだ、と
これまで繋がれてきた命の尊さに改めて気付かされます。
そしてそこにもし『家系図』があれば、ご先祖様ひとりひとりのお名前や、
生きてきた場所や歴史などの背景を知ったうえで想いを馳せることができ、
そして何より自分のルーツを知ることができるのです。
このように『家系図』によって自分のルーツや家の歴史を知ると、
これから生きていく世界が、より豊かなものになるような気がしませんか?
他にも、次のような目的で家系図を作り、活用する人が多いようですよ。
・両親の長寿祝いのプレゼントとして
・親族とのコミュニケーションツールとして
・ご先祖様ゆかりの土地をめぐるライフワークに
・終活(相続や墓じまい)の一環として
★大切な戸籍が廃棄処分されてしまう前に!
そんな『家系図』ですが、戸籍さえ取り寄せることができれば、
意外と気軽に自分で作成することができます。
具体的には、まず自分の戸籍を自治体から取り寄せ、
ひとつ前の本籍や筆頭者、転籍していないかなどを確認し、
その前の本籍を管轄する自治体に請求します。
この時、「一番古いものまで」をまとめて請求することができるので、
転籍していない場合には一挙に揃うこともあるようです。
こうして、希望する範囲までの戸籍がそろえられたら、
記載されている親族を確認し、家系図に記載する順番を決めていきます。
家系図の記載方法に決まりはないようですが、
一般的なツリー型家系図の場合には上から下、
右から左に年長の順にするのが見やすいでしょう。
気になる費用はというと、戸籍を自治体に郵送で請求する場合、
戸籍の必要通数分の手数料、定額小為替の手数料、
郵送代金などがかかり、
転籍が多い方でも、だいたい3万円程度で収まることが多いようです。
ちなみに、戸籍の保存期間は150年。
ご先祖様の大切な戸籍が廃棄処分されてしまう前に、今、
取り寄せておくことをおススメします!
★「自分で作る」以外に、こんな方法も!
とはいえ、
「家系図作りに、そんなに手間暇かける時間はない…」
という声も多いかと思います。
そんな場合は、専門業者に依頼してみましょう!
例えば、
…などなど、ぜひ他にもネットなどで検索してみてください。
専門業者に依頼する場合の具体的な流れとしては、
詳細の打ち合わせを行った後、3~4ヶ月程度で
完成・納品となる業者が多いようです。
ただし、費用については数万円~数十万円と業者によって様々ですので、
まずは、担当者が行政書士などの資格保有者かどうかをよく確認し、
希望する内容と予算に合うところに依頼されると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
近年では、自分のおじいちゃんやおばあちゃんの名前を
知らない子どもたちが増えているようです。
この機会に、家族で分担しながら『家系図』を作り、
みんなでご先祖様に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
≪参考≫
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