スポーツで街がキレイに!?親子で参加したい『スポGOMI』
みなさん、こんにちは!
今日は、二十四節気の「処暑」にあたります。
夏が過ぎるころ、という意味を表しているそうですが、
残暑はまだまだ厳しいようですね。
熱中症対策などに十分気を付けてお過ごしください!
ところでみなさん突然ですが、『スポGOMI』という活動を
見聞きしたり、この活動に参加したりしたことはありますか?
筆者の住む地域では1か月前に、近くの海岸で『スポGOMI』大会が
開催されるとのことで、案内チラシが配られました。
そのチラシを見てみると、優勝チームにはなんと
宿泊券がプレゼントされるのだとか!
でも、「ごみ拾い」で「優勝」…?
なかなか聞き慣れない言葉の組み合わせだったので、
ちょっと気になって調べてみることにしました。
今回のママ職ブログでは、その内容をご紹介したいと思います!
★「スポーツ」と「社会奉仕活動」の融合
ごみ拾いと言えば、これまでにも様々な企業や団体によって
社会奉仕活動として取り組まれてきましたが、
そこに「スポーツ」のエッセンスを加え、
今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させたのが、
『スポGOMI』です。
「ごみ拾いはスポーツだ!」を合言葉に、
参加者は、あらかじめ定められたエリアで
制限時間内にチームワークでごみを拾い、
ごみの量と質でポイントを競い合います。
一般社団法人スポーツイニシアチブによって考案され、
2008年に最初の大会を開催して以降、
大会の開催数や参加人数は年々増加しているそう。
さらには、海外からも開催要請があるなど、
「ごみ拾いはスポーツだ!」の理念は国境を越えて広がっているようです。
(オランドローンShideさんによる写真ACからの写真)
★誰もが楽しめて、安全なルール♪
『スポGOMI』では、3~5名でチームを組んで、
競技時間の60分以内にごみを拾い集めます。
集められたごみは、たばこの吸い殻・資源ごみ・燃えるごみ・
燃えないごみなどに分別して計量し、その重さによって
ごみの種類ごとに定められたポイントを獲得。
このポイントの合計獲得数で勝者が決まるのです。
この他、チームのメンバー同士は10メートル以内の距離を保つことや、
競技エリアによっては走らないこと、
相手・ルール・審判を尊重するというスポーツマンシップに則ることも
求められます。
また、大会で貸し出されるトングにもこだわっていて、
誤って身体を突いても安全で、軽い力でもごみを挟んで持ち上げやすい、
ごみ拾い専用トングが開発されたほど。
こうしたルールは、前述した同法人によって試行錯誤して考案され、
誰でも安全に参加できて、競技性も損なわず、
皆が楽しめるものとなっています。
(永塚製作所ホームページより)
★チームワークと戦略が大事!
ここまでご紹介してきた内容でお分かりのとおり、
『スポGOMI』はただのごみ拾いではありません。
参加するからには、優勝を目指して一生懸命取り組む方が、
より一層楽しめますよね。
この『スポGOMI』で好成績をあげるためのポイントについて、
同法人代表の馬見塚氏は次のように語っています。
「なんといってもチームワークですね。
サッカーのポジションのように役割分担したり、
狙いを定めて効率的に動いたりするチームが強いと思います」
まさか、ごみ拾いで戦略を練ることになるとは思いもしませんでしたが、
家族みんなで取り組むと、絆が深まったり、良い思い出にもなったりして、
とても楽しめそうですね♪
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
いかがでしたでしょうか。
同法人では『スポGOMI』の他にも、『スポーツ雪かき』や
『スポーツ落ち葉拾い』など、その幅をさらに広げているそうです。
世界一地球に優しいスポーツが、世界中に広がっていくと素敵ですね!
もしかしたら近々、みなさんがお住いの街でも
『スポGOMI』大会が開催される予定かもしれません。
下記スポーツイニシアチブオフィシャルサイトでは、
今後の大会開催予定が掲載されています。
ぜひご確認いただき、ご家族で参加されてみてはいかがでしょうか?
≪参考≫
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