成人を迎えたお子さんにも♪人生の節目に贈りたい絵本
みなさん、明けましておめでとうございます!
新型コロナウイルス感染症が第5類に移行されて
初めての年末年始となりましたが、
みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。
この度の能登半島地震により被災された皆様には、
謹んでお見舞い申し上げるとともに、
一日も早く平穏な生活に戻られますことを、心よりお祈り申し上げます。
さて、新年一発目のママ職ブログは、本日“成人の日”にスタート!
ということで今回は、子どもたちの人生の節目に贈りたい絵本を
いくつかご紹介したいと思います!
成人を迎えたお子さんへのプレゼントにもぴったりですよ♪
まずは、大きな夢とともに不安も抱える子どもたちを、
少しだけ支えてくれるように、との願いが込められた絵本から。
★『あなたがおとなになったとき』
(講談社ホームページより)
文:湯本香樹実 絵:はたこうしろう 出版社:講談社
「あなたがおとなになったとき どんな歌がすきだろう」
「あなたがおとなになったとき あなたをささえるものはなんだろう」
―――子どもたちへ問いかけるようなメッセージが綴られた本作。
大切に大切に紡ぎ出された言葉たちと、奥行きのある味わい深い絵が、
読む人の心に染み渡ります。
すでに大人になった私たちにとっても、
折に触れ読み返したくなる一冊になりますよ!
続いては、“おとなのなかのこども”がコミカルに描かれた、この絵本。
★『おとなのなかのこども』
(化学同人ホームページより)
作:ヘンリー・ブラックショー 訳:井上 舞 出版社:化学同人
こどものみなさんへ――おとなの中にこどもがいること、知っていますか?
おとなのみなさんへ――自分の中にこどもがいること、忘れていませんか?
おとなの中にこどもがいるなんて、普段意識しないことだけに、
おとなが読んでも“はっ”と気付かされることが多い一冊です。
どんなに歳をとっても“遊び心”や“わくわくする気持ち”を
持ち続けることの大切さを教えてくれますよ。
お次は、親子の長い歩み、強いつながりを描いた物語。
★『わたしたち』
(岩崎書店ホームページより)
作:パロマ・バルディビア 訳:星野由美 出版社:岩崎書店
チリの国民的作家があたたかい色彩で描く、さまざまな生き物の親子。
その姿からは、親から子への深い愛情や優しいまなざしが
じんわりと伝わってきます。
さらに印象深いのが、たくさんの願いや想いが込められた
「わたしたち」という言葉。
親子のあるべき形に縛られることなく、それぞれが思う“なりたい自分”で
生きていくことの大切さを教えてくれる一冊です。
それから、全米でベストセラーとなり、10ヵ国以上で翻訳されている
話題の絵本もご紹介!
★『おかあさんはね』
(マイクロマガジン社ホームページより)
文:エイミー・クラウス・ローゼンタール 絵:トム・リヒテンヘルド
訳:高橋久美子 出版社:マイクロマガジン社
「おかあさんはね ときどき かぜに おねがいするの」
という一文で始まる、祈りの絵本。
親なら誰しも抱いたことのある気持ち、
だけどなかなか口に出しては言えない気持ち―――
そんな気持ちを丁寧に言葉に表してくれたような一冊。
この絵本を通じてなら、きっと素直に伝えられますよ。
最後は、家族から“たいせつにされている”ということを
ひしひしと感じることができる、この一冊。
★『パパもママもボクがしんぱい』
作:神山ますみ 出版社:株式会社イマジネイション・プラス
「なんでだろう。
パパと ママは ボクの ことが いつも しんぱい。」
不思議に思ったボクはある日、おばあちゃんにきいてみた。
おばあちゃんから返ってきた答えは―――
優しい言葉と絵で綴られたこの絵本なら、
小さなお子さんと一緒に読むのも良いですね。
読み終えたら、心がほんわかとあたたかくなるお話です。
いかがでしたでしょうか。
入学、卒業、成人、就職…
これから子どもたちが迎える人生の節目に、
みなさんはどんなことを伝えたいですか?
伝えたいことはたくさんあるけれど、うまく言葉にできない…
そんな時にはぜひ、今回ご紹介した絵本をお手に取ってみてくださいね!
≪参考≫
Commentaires