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昔に戻るのが最先端?!サザエさんの買い物スタイル

みなさん、こんにちは!


あっという間に12月も半ばになりましたね。


クリスマスをはじめ、年末年始が見えてきて


慌ただしくなってきたなという印象です。


この時期は様々な買い出しもあるので、大変ですよね。


そして、買い物といえばエコバッグやマイバスケットなどで


持ち帰ることがすっかり定着しましたね。


振り返ってみると、今年2020年の7月から


コンビニやスーパーマーケットなどでの


レジ袋の有料化が始まったので、約半年経ったわけです。


始まったころは、ついエコバックを忘れてしまい、


そのまま手で持ち帰る人がいたり


お店でのレジ袋トラブルもよく話に聞きましたが


今ではサラリーマンの人でも、


エコバックを持ち歩く人を見かけるようになってきました。


とはいえ、やっぱりレジ袋があった生活に慣れてしまっているので


ふとした時に「ちょっと不便だなぁ」と感じることもしばしば。



実は、日本人にこうしてレジ袋が定着したのは


1970年頃からといわれています。


水漏れしにくく、丈夫ということから、


レジ袋やビニール袋がどんどん浸透していったのです。


ところが、近年ゴミの問題でビニール袋の使用が見直され


エコバッグでの買い物という形になったのは、


みなさんもご存知のことと思います。


そもそも、ビニール袋の使用が加速され始めてきた1970年頃ですが、


実は当時はまだ買い物かごが主流でした。


冷蔵庫も一般家庭で使われるようになってきた、


とはいえ今ほどの性能はなく


その日食べるものは、その日に買い物に行くというスタイルです。


お魚は魚屋、お肉は肉屋、野菜は八百屋へと買い物に行き


商品を包むのは竹の皮や新聞紙。


そしてそれを持ち帰るのは、買い物かごでした。


いわゆる、サザエさんが持っているお買い物バッグです。


面白いことにエコバッグが使用されるようになってきてから、


再びレジ袋がメジャーになる前の50年ほど前に注目がいき


この「サザエさんが使っているみたいな買い物かごが欲しい!」


と考える方も増え、レトロ雑貨として今また注目を浴びているのです。



サザエさんの漫画が世に出たのは、終戦から10年ほど経った1956年。


アニメが始まったのは高度経済成長期の1969年です。


先述した、レジ袋が流通し始める直前といった頃ですね。


おそらく、サザエさんが使っている買い物かごは


当時一般的だった籐のかご。


丈夫でしっかりとしたもので、


最近ではインテリアでも使われていることが多いですね。


こうした、昔ながらの籐のかごも人気ですが


今は様々な材質で作られているものも多いです。


籐より少し柔らかめの、竹のかご。


ヤシの木から作られているパームかご。


ビニール素材で編まれたかご。


プラスチック製のマイバスケットなどもよく見かけます。



エコバッグはコンパクトになるので、持ち運びにとても便利です。


一方、買い物かごは、形がしっかりとしている分、


ちょっと持ち運びは不便ですが


自転車や車で運ぶ時にも倒れたりすることを心配せず


中身をしっかりと運ぶことが出来ますね。


マイバスケットなどは、レジで会計を通しながら


詰めてくれるというサービスをしているスーパーも多いので


会計後、詰め替えの手間なくそのまま持ち帰れるのも良いところですね。


少し前までは、サザエさんのお買い物スタイルは


「ちょっと懐かしい」というスタイルでしたが


今では実は最先端なのかもしれません。


『古き良き』なんて言葉がありますが、


廃れつつあったものでも見直してみると、


実は現代社会のニーズに、


ぴったりと当てはまるものも多いのではないでしょうか。


みなさんも、ぜひ「サザエさんスタイル」で


お買い物に出かけてみてください。

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