砂糖は身体に悪いもの?砂糖の効果を見てみよう!
みなさん、こんにちは!GWに突入しましたね。
過ごしやすい季節になりましたが、まだ朝晩の寒暖差もあります。
脱ぎ着しやすい格好で、快適に過ごしていきたいですね。
さて、薄着になってくると気になってくるのが体型!
もう少しダイエットしようかな・・・と思うと真っ先に思い浮かぶのが、
「甘いものを控えなくちゃ」ということですよね。
砂糖は肥満や虫歯の原因として
悪と思われがちですが、本当に悪いことだけなのでしょうか?
そこで、今回のママ職ブログでは
そんな砂糖をピックアップしていきたいと思います。
●意外に長い歴史アリ
砂糖はいつ頃からあると思いますか?
実はその歴史はとても古く、紀元前8000年頃から
ニューギニア周辺の島々にサトウキビ発祥の伝説があるのだそうです!
有名なところでは、紀元前330年頃
インドに遠征したアレクサンダー大王が
その遠征録にサトウキビの栽培について記録しています。
その後、ヨーロッパはもちろん、中国や日本など
世界中に広がっていくこととなります。
日本で最古の記録に残っているのは、奈良時代。
中国から入ってきたのが始まりとされています。
当時は貴重品かつ、薬用として入ってきたのだそうですよ!
●実は天然素材!
みなさんは、砂糖と言うと何を思い浮かべますか?
白いお砂糖、茶色いお砂糖、色々とありますよね。
実は、砂糖には色々種類があるのです。
いくつか、身近なものをご紹介します。
上白糖、グラニュー糖は白いお砂糖です。
お料理やお菓子作りによく使われている一般的なものです。
三温糖、中ザラ糖は黄褐色と呼ばれる少し茶色いお砂糖。
中ザラ糖はザラメとも言い、こちらの方がなじみのある呼び方でしょうか。
氷砂糖は宝石のような塊のお砂糖です。
果実酒やシロップ漬けを付ける時によく使いますよね。
黒砂糖はその名の通り、色の濃いお砂糖です。
お砂糖の種類は10種類以上もあるのですが(人工甘味料は除く)
それらすべてが天然素材で作られているんですよ!
基本的には、サトウキビとテンサイ(サトウダイコン)の
2種類から作られていますが
他にもサトウカエデ(メープルシロップ)や
サトウヤシ(パームシュガー)といった
樹液などから取られる密も含まれます。
●料理に使う砂糖の効果
それでは、砂糖には一体どんな効果があるのでしょうか。
砂糖は水分を抱え込む性質があるので、
あんこやジャムなど、砂糖を大量に使うのはその性質を利用して
カビの繁殖を抑えて保存がきくようにしています。
また、ホイップクリームも砂糖が水分を抱え込むことによって
泡が安定してきめ細かいクリームになります。
肉の下味に使えば、お肉が柔らかくなる効果も
たんぱく質と水の結合を助けるからなのだそうですよ。
砂糖の食品への効果はこれ以外にもたくさんあるので
料理には欠かせないものなのです。
●人に砂糖は必要なの?
では、人体にはどのような影響があるのでしょう。
砂糖の種類によっても含有率は違いますが
栄養素の約75%以上がショ糖でできています。
このショ糖は体内でブドウ糖と果糖に分解されます。
ブドウ糖は、脳や身体を動かすためのとても大切な栄養源。
この時、必要な分以外のブドウ糖は筋肉などに貯蓄され
足りなくなるとまたブドウ糖へ変換しエネルギーになっていきます。
つまり、消費以上のブドウ糖が体内にあると
蓄積されるばかりなので太ってしまうということなのですね。
とはいえ、脳のエネルギーはブドウ糖のみ。
不足すると思考力・集中力・記憶力が低下してしまいます。
ちなみに、砂糖は炭水化物ですがカロリーは脂質の1/2なんですよ。
ブドウ糖は同じ炭水化物のご飯やパンなどでも摂取できますが、
砂糖はブドウ糖を素早く吸収できるので
疲れた時に甘いものが欲しくなる、というのは
脳や身体にとって、必要なブドウ糖を欲しているということなのですね。
いかがでしたか?
最近では、糖質制限ダイエットなども流行っていますが
正しく行わないと、かえって身体によくないこともあります。
砂糖に限らず、どんな栄養素でも偏るのはダメですよね。
甘いものはダメ、と一概に決めるのではなく
バランスよく、適度に楽しみましょう♪
【参考】
●三井製糖
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