読書の秋に♪特別感のある『紙芝居』はいかが?
みなさん、こんにちは!
先週は“七五三”でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。
きっと、ご家族団らんでお祝いをするご家庭が多かったことと思います。
これからも、お子様が健やかにご成長されますように!
さて、ママ職ブログではこれまで、
その時の季節に合わせた様々な絵本をご紹介してきましたが、
今回は『紙芝居』に特化して、今の季節におススメのお話を
いくつかご紹介したいと思います!
『紙芝居』でしか味わえないあの特別感は、読書の秋にぴったりですよ♪
ぜひ、お気に入りのお話を探して楽しんでみてくださいね。
まずは、昔話でおなじみのこのお話。
★『たべられたやまんば』
作:松谷みよこ 絵:二俣 英五郎 出版社:童心社
こぞうが栗拾いに出かけた山の中で出会ったのは、
こぞうの“おば”だと名乗るおばあさん。
その夜、栗を煮ておくから遊びに来い、というおばあさんの誘いに、
こぞうは、おしょうさんが持たせてくれた3枚のお札を手に行ってみると…
実はこのお話、「さんまいのおふだ」としてよく知られている民話を
紙芝居にしたものなのです。
お話の後半、こぞうがお札を使いながらやまんばから逃げていく場面は、
紙芝居ならではの臨場感たっぷりに楽しめますよ♪
続いて、秋の木のみと言えば…
★『どんぐりのあかちゃん』
(童心社ホームページより)
作:島本一男 絵:若山 憲 出版社:童心社
このお話の主人公は、スダジイの木のどんぐりのあかちゃん。
ある秋の夜、強い北風がスダジイの木の枝をゆすります。
吹き飛ばされたどんぐりのあかちゃんは坂道を転がり、
水たまりに落ちて、いろいろな動物に食べられそうになって…
科学的な知識に基づきながら、命のつながりをあたたかく描いた紙芝居。
厳しい環境の中でも、春になれば小さな若芽へと生まれ変わる―――
自然のたくましさや偉大さを感じることができる一作です。
お次は、画面いっぱいの写真に興味津々!
★『ぼくらはむしのがっしょうだん』
作・写真:今森光彦 出版社:教育画劇
「コロコロ リー コロコロ」
「リーン リーン」
「チンチロ チンチロ チンチロリン」
「ガチャガチャ ガチャガチャ」
秋の夜長に耳を澄ませば聞こえてくる、
あの声の持ち主たちが主役の一作。
大迫力の写真に、きっと目が釘付けになりますよ。
脚本の最後には、文部省唱歌「虫のこえ」が
楽譜付きで掲載されていますので、みんなで歌っても楽しめます♪
“絵遊び”で大盛り上がり間違いなし!のこんな一作もありますよ。
★おかしのしまのハロウィンパーティー
(教育画劇ホームページより)
作・絵:にしもとおさむ 出版社:教育画劇
お友達から、お菓子の島のハロウィンパーティーに招待された
けんとくんとはなちゃん。
ふたりはそれぞれ仮装して出かけるのですが、
途中で不思議なことがたくさん起こって―――?!
だまし絵・かくし絵・さかさ絵など、お話の随所に楽しい仕掛けが
たくさんちりばめられた、参加型行事紙芝居シリーズのうちの1つ。
ハロウィンの他には、クリスマスや節分、ひな祭りや七夕など
全6巻ありますので、ぜひ行事ごとにお手に取ってみてください♪
最後は、どの世代も知っている人気作家の一作。
★『ちいさなおばけ』
(教育画劇ホームページより)
作画:瀬名恵子 出版社:教育画劇
タイトルと第一場面だけでは分かりにくいかもしれませんが、
実は“お月見”のお話なんです。
ある夜、ママがいなくて泣いているうさぎちゃんをなぐさめるために、
せっせとお月見の準備をする小さなおばけちゃん。
うさぎちゃんがやっと泣き止んだと思ったら、おだんごをぱくっ!
すると今度はおばけちゃんが泣き出して―――?!
おばけちゃんとうさぎちゃんのやりとりや、気持ちの変化に
ほっこりできる、とっても可愛らしいお話です♪
いかがでしたでしょうか。
読書の秋、いつもの絵本とは一味違う
紙芝居の世界に浸ってみませんか?
図書館によっては、紙芝居の舞台(木枠)も借りられるようですので、
この機会にぜひ舞台もそろえて、ご家族一緒に
お気に入りのお話を演じて読んで、楽しんでみてくださいね♪
≪参考≫
Comments