野菜嫌いも克服できる!?『やさいの絵本』を読もう♪
みなさん、こんにちは!
先週の木曜日、8月31日は“野菜の日”だったのですが、
ご存知でしたでしょうか?
「もっと野菜のことを知ってほしい」「野菜をたくさん食べてほしい」
という目的で、1983年に全国青果物商業協同組合連合会など
9団体によって、「8(ヤ)3(サ)1(イ)」の語呂合わせから
制定されたそうですよ。
さて、今回のママ職ブログでは、そんな“野菜の日”にちなんで、
いろんな野菜が登場する絵本をいくつかご紹介したいと思います!
読んでいるうちに、お子さんの野菜嫌いが克服できるかも…!?
ぜひご家族みなさんで、お気に入りの一冊を探してみてくださいね♪
まずは、昔話でおなじみのこの絵本から。
★『にんじんだいこんごぼう』
(福音館書店ホームページより)
再話・絵:植垣 歩子 出版社:福音館書店ホームページ
物語は、にんじんとだいこんとごぼうが泥遊びをするところから
始まります。
「さんにんの からだは もともと しろかったんですって。
それがねえ……」
これは、にんじんがなぜ赤いのか、ごぼうがなぜ黒いのか、といった
野菜の色の由来にまつわる昔話。
実は、これと似たお話は日本各地に広く伝えられています。
どこのお話も、野菜のメンバー(にんじん・だいこん・ごぼう)は
変わらないのですが、中には由来となる物語が違うものもあるんです!
例えば、こちらの2冊↓↓↓
・『にんじんとごぼうとだいこん』和歌山静子 絵
(鈴木出版ホームページより)
・『だいこんとにんじんとごぼう』つるたようこ 絵
(アスラン書房ホームページより)
表紙を見てお分かりのとおり、どの絵本も出てくる野菜は同じですが、
さて、その物語はというと…?
ぜひ、いろいろなバージョンを読み比べてみてくださいね♪
お次は、野菜を理解し深められる「どーんと やさい」シリーズから!
★『きゃっきゃ キャベツ』
(童心社ホームページより)
作:いわさゆうこ 出版社:童心社
キャベツの洋服どこまでむける?
むらさきキャベツに、丸まらないキャベツ!?
畑に残されたキャベツは…まさかの姿に大変身!?
日頃、何となく食べるだけだったキャベツが、こんなにも面白いなんて!
リズミカルな言葉と一緒に、楽しみながら野菜に触れられる一冊です。
この「どーんとやさい」シリーズでは、キャベツの他にも、
なす・だいこん・じゃがいも・トマト・かぼちゃ・にんじん…などなど、
たくさんの野菜たちが、どれも生き生きとおいしそうに描かれています。
ぜひ、お好きな野菜からお手に取ってみてください♪
大人の私たちにとってもきっと、新しい発見が待っていますよ。
続いては、野菜たちの表情が優しくて可愛らしいこの一冊。
★『やさいのおしゃべり』
(金の星社ホームページより)
作:泉なほ 絵:いもとようこ 出版社:金の星社
「ぼく、すてられちゃうのかな…」
ある日、れいちゃんが冷蔵庫の前を通り過ぎると、
中からなにやら声が聞こえます。
それは、くさりかけて悲しんでいる野菜たちの声。
その時、キュウリ嫌いのれいちゃんは…?
恥ずかしながら筆者は、我が家の冷蔵庫で見たことのある光景に、
思わず反省しながら読んでいました(汗)
野菜たちの豊かな表情や言葉から、食育の心も育める一冊です。
最後は、家族みんなでクイズのように野菜を楽しめる一冊♪
★『やさいのおなか』
(福音館書店ホームページより)
作・絵:きうちかつ 出版社:福音館書店
モノクロで描かれた不思議な形…どこかで見たような…
いったいこれは何?
ページをめくると、同じ形に色がついて…あ、これ、わかるわかる!
これは、さまざまな野菜の断面を「おなか」としてとらえて、
その不思議な形を楽しむ絵本です。
外から見ただけでは分からない、身近な野菜のおもしろい一面が
味わえますよ。
また、同じシリーズでは「せなか」や「くだもの」もあります!
・『やさいのせなか』
(福音館書店ホームページより)
・『くだものなんだ』
(福音館書店ホームページより)
どれも、年齢問わずにクイズのように楽しめますので、
ぜひ、ご家族みなさんで読んでみてくださいね♪
いかがでしたでしょうか。
『やさいの絵本』で野菜とお友達になることができれば、
好き嫌いが生まれることもないかもしれません。
絵本を読んだあとは実際に、本物の野菜を手に取って、
そのまま一緒に料理をしてみるのも良いですね。
≪参考≫
・鈴木出版
・童心社
・金の星社
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