音楽の教科書に載っている意外なあの曲!
みなさん、こんにちは!
じっとりと汗をかくような気温から、急に雷雨になったりと
天気が読みづらい今日この頃。
筆者の周りでは、体調を崩すお子さんの話をよく聞くようになりました。
みなさんも、体調には十分気を付けてくださいね。
さて、6月と言えば梅雨。
雨音を癒しの音ととらえるか、
洗濯物が干せない悪魔の音(笑)ととらえるか
難しいところではありますが
雨が多くなるこの季節、音楽を聴くのも良いですよね。
クラシックなどをかけてゆったり過ごすもよし、
お子さんと一緒に歌って踊るもよし!です。
ところで、みなさん。
お子さんの音楽の教科書はご覧になったことありますか?
基本的に学校においてあるというところも多いので
あまり見た記憶がないという方も多いかもしれません。
音楽の教科書には、様々なアーティストの曲が取り上げられていて
結構面白いのだそうです。
そこで、今回は「音」つながりで
音楽の教科書をピックアップしていきたいと思います!
★音楽は親しみやすさが重要!
音楽の教科書の選定基準をご存じでしょうか?
文部科学省のホームページを見てみると
まず、『学習指導要領に基づく「共通教材」をすべて取り上げる』そうです。
「共通教材」とは、昔ながらの童謡のような
日本の四季や風景を歌ったものが多いそうです。
例えば、『さくらさくら』『こいのぼり』
『かたつむり』『ふるさと』などがあります。
もちろん、歌いやすい歌詞やメロディーも大切です。
この共通教材は、昔からあまり変わりがないので
今の子どもたち、私たちが子どもの頃、
そして、私たちの親世代も学んでいるはずです。
その他に「表現教材」というものもあります。
こちらは
『 表現教材における調の選択に当たっては、
その学年の児童又は生徒の声域並びに
楽器の特性などを十分考慮していること』
とあります。
もう少し細かくいうと
『我が国及び諸外国の様々な音楽のうち、指導のねらいに適切で、
生徒にとって平易で親しみのもてるものであること』
だそうです。
こちらに該当するものは、本当に様々で
『エーデルワイス』や『ドレミの歌』など
海外の民謡や映画音楽があります。
こうした曲は昭和48年(1973年)には、
すでに教科書に掲載されていたそうですよ。
★昔から掲載されていた邦楽アレコレ
前述した「表現教材」は本当に様々です。
例えば、みなさんも子どもの頃に歌ったことがあると思ますが
『翼をください』という曲をご存じの方も多いですよね。
意外と知られていませんが
実は元々は1970年代前半に活躍した
フォークバンド「赤い鳥」の曲なのです。
また、卒業式の定番『卒業写真』は
ユーミンこと、松任谷由実さんが
ご結婚前の荒井由実時代の曲ですよね。
同じく、『やさしさに包まれたなら』も教科書に載っているひとつです。
井上陽水さんの『少年時代』
長渕剛さんの『乾杯』
岡村孝子さんの『夢をあきらめないで』なども
学校で聞いたことがある曲ではないでしょうか。
★最近の教科書に載っているJ-pop!
令和4年度の高校の音楽の教科書に
米津玄師さんの『Lemon』が掲載されるというニュースを
覚えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
他にも、SMAPさんの『世界に一つだけの花』
岡本真夜さんの『Tomorrow』
Kiroroさんの『未来へ』
アンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』など
合唱曲でよく聞くようになった歌もありますよね。
私たち親世代からしたら、
アーティストの曲のほうになじみがありますが
子どもたちからしたら、学校で習った曲として
なじみ深くなっていくのかもしれませんね。
それでは、音楽の教科書に取り上げられている
J-popをいくつかご紹介します。
●『YELL 』 いきものがかり
合唱コンクールなどはもちろん、
「背中を押してくれる」といった理由で
卒業式でも歌われる一曲。
いきものがかりでは、他に『ありがとう』も
教科書に掲載されているそうです。
●『365日の紙飛行機 』 AKB48
アイドルの曲が?!と思いますが、
ご存じの方も多いように、歌詞が人生を取り上げていて奥深いのです。
曲自体もそんなに難しくないとのことで
合唱曲として使用されているようです。
●『さくら』森山直太朗
こちらも合唱曲としておなじみという感じの一曲。
卒業式で良く歌われているようです。
こちらは、音楽の教科書だけではなく
中学校の国語の教科書にも取り上げられているそうですよ。
●『FINAL DISTANCE』宇多田ヒカル
穏やかでありながら、切なさを感じるこの曲は
2003年の高校の教科書に掲載されました。
日本で起こったある事件の被害者の少女が
宇多田さんのファンだったことを知ったご本人が
追悼曲として作成したそうです。
その背景を知り、心を打たれた担当者の方が
音楽の教科書に掲載することを決めたそうです。
いかがでしたか?
親世代と子世代では、曲を聴いた場所が違うかもしれませんが
お子さんが合唱曲としてしか知らない曲の
基の歌をおうちの方が聞かせてあげたり、
お互いに思い出話をしたりするのも楽しいですね。
<参考>
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