3月8日『国際女性デー』について知ろう!!]
みなさん、こんにちは!
昨日は“桃の節句”でしたね。
初節句を迎えるお子さまがいらっしゃるご家庭では、
かけがえのないひと時を過ごされたことと思います。
これからも、お子さまが健やかにご成長されますように!
さて、“桃の節句”は、女の子の成長を祈る日本の行事ですが、
世界にはもう一つ、女性に関する記念日があることをご存知でしょうか?
それが、3月8日の『国際女性デー』。
近年よく耳にするようになったこの記念日ですが、
一体どのように始まったもので、何をする日なのか、
「よく知らない…」という方は少なくないと思います。
かく言う筆者も、恥ずかしながらそのうちの一人なのです…(汗)
そこで今回のママ職ブログでは、そんな『国際女性デー』について、
詳しく調べてみたいと思います!
★いつから始まったの?
そもそも『国際女性デー』とは、国連によって制定された記念日で、
「女性の政治的・社会的自由や平等を呼びかけ、
女性の権利について語られる日」として世界的には有名なのだそう。
割と新しい記念日なのかな…なんて勝手に思っていたのですが、
その起源はなんと、今から120年も前の1904年にまで遡ります!
その年の3月8日、アメリカのニューヨークで、
婦人参政権を求める女性労働者たちによって
大規模なデモやストライキが行われました。
当時、男性にしか認められていなかった参政権を
女性の権利としても認めさせ、差別を撤廃し男女平等を実現しようと
したのです。
その後1910年に開催された第2回国際社会主義女性会議では、
ドイツの女性解放運動家らが『国際女性デー』を提唱し、
多くの賛同を得ました。
これら出来事は世界各国に大きな影響を与え、
女性運動が急速に広まると、1975年、ついに国際連合が3月8日を
『国際女性デー(International Women’s Day)』に制定。
以降、3月8日が「女性の自由と権利を謳う日」として、
世界中に広まっていったのです。
ちなみに、日本で初めて『国際女性デー』を記念した行事は、
1923年に行われた演説なのだとか。
★何をして過ごすの?
その後、時代に合わせてさまざまな変革を遂げながら、
「女性の生き方や働き方について考える日」として
広く認知されるようになった『国際女性デー』。
今では、世界各国で女性の地位向上や
活躍推進へとつながる活動が行われていますが、
具体的にはどんなことをして過ごしているのでしょうか?
例えば、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれていて、
女性の強さや団結のシンボルである“ミモザ”の花を、
男性が女性に贈る風習や、ミモザの花のような黄色のカラーを用いて、
ケーキやパスタなどを作って食べることもあるそう。
アメリカでは、女性のリーダーシップに関連したトピックを用いて、
各都市でコンファレンスやビジネスイベントなどが開催されます。
中国では、働く女性に半日休暇の取得が奨励され、
男性から女性へプレゼントが贈られるのだとか。
日本ではというと、お花を贈る風習や休暇などはないものの、
毎年3月1日から8日までを「女性の健康習慣」と定めて、
国や地方自治体によるさまざまな活動や、
ジョイセフによるチャリティアクション「ホワイトリボンラン」、
HAPPY WOMAN実行委員会によるイベント
今年も開催されますよ。
★3月8日が“特別な日”ではない世の中へ
さて、『国際女性デー』が国連で正式に制定されてから
50年近くが経とうとしていますが、
世界では、非識字人口の約2/3が女性だったり、
少なくとも30%以上の女性が身体的・性的暴力を受けていたり、
途上国では、約3人に1人の女の子が18歳未満で結婚していたり…と
ジェンダー平等や女性のエンパワーメントなどに関しては、
途上国・先進国を問わずまだまだ取り組み続けなければならない課題が
数多く残っています。
SDGsの目標5でも、「男女平等を実現し、
すべての女性と女の子の能力を伸ばし可能性を広げよう」
とうたわれています。
引き続き、少しでも課題解決へ繋げていくために、
3月8日は、国内外で開催されるさまざまなイベントに
積極的に参加したり、その活動を広めたり、
世界の女性の現状についてもっと理解を深めたり、
関連する寄付活動に取り組んでみたり…などなど、
私たちにできることはまだまだたくさんありそうですね!
※世界の女性の現状についてもっと理解を深めるには
※寄付をするには
≪参考≫
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